道具に頼ろう!便利な二度寝防止グッズたち
二度寝と言うと原因は意志の弱さだと言われることも多いが、朝起きるための道具をちょっと変えるだけですっかり二度寝をしなくなる、なんてこともある。
そんな訳で今回は二度寝を封じる便利なグッズを紹介していこう。
大音量 & 爆裂振動式目覚し時計
まずは絶対起きれる目覚まし時計の紹介。大音量のアラームと強力振動のベッドシェイカーの2つの刺激であなたを眠りから叩き起こします。
正直、あまりいい目の覚まし方ではないのでおすすめは出来ないが、普通の目覚ましではどうしても起きられない人や、『この日だけは寝坊できない』という日に備えたい人はどうぞ。
ダンベルアラームクロック
朝からいい汗がかける目覚まし。なんとダンベルを腕で持ち上げて下ろしてと30回振らなくては音が止まらない仕組みだ。
ダンベル、と言うか目覚ましの重さは1kgもないので筋力に自身のない人でも問題はない。軽い運動によって完全に目が覚めるため、二度寝する可能性が低くなる。
ただし、安物の万歩計と同じで適当にぶらぶらさせるとすごい勢いでカウントしてしまうので、サボることが可能なのが欠点。
ガンアラーム クロック
銃が大好きな某国で生まれた目覚まし時計。ダンベルクロックと似たような商品で射撃で的にヒットさせないとアラームが鳴り止まない仕組み。なかなかヒットしないので頑張って当てようとしているうちに目が覚めるというシステム。
これの優れた点は、ベッドの中からでも銃を使ってアラームを止められるということ。『それって二度寝してしまうのでは?』と思うかもしれないが、アラームが止んだあと、何もしなければ5分で再びアラームが鳴り出す。
ベッドの中で射撃をしながら目を覚まし、終わったあとはスヌーズ機能を切るために起床しなくてはいけない、よく考えられた商品である。
スリープトラッカー
腕時計型の目覚まし。ポイントは眠りが浅い時間を腕から読み取って起こしてくれる機能だ。
二度寝の原因の一つが、タイミングが悪く眠りが一番深い時間に目覚ましで起こされてしまったため、再度眠ることを強く体に促されることだ。この時計を使えばそのような心配はないし、自分の眠りの深さやレム・ノンレム睡眠のサイクルをデータで客観的に見ることもできる。
欠点は腕時計をしたまま眠ることになるため、慣れるまでは非常に寝づらいという点。この商品はその辺りについてはあまり気を使ってないようなので、もし買うならその前に手持ちの腕時計を一つ付けたまま寝てみて、問題なく寝られるかどうか確かめたほうが無難だろう。
タイマー付き香り発散器「ティフラ」
こちらは少々異色のグッズ。アロマの香りを使い、自然でさわやかな目覚めを目指そうというコンセプトである。
香りは目を覚ます効果の高いペパーミント・レモングラス・カンファーツリーの3種類が用意されている。
『香りだけで起きられるの?』と思うかもしれないが、これも上のスリープトラッカーと同じ発想で眠りが浅い時に匂いという小さな刺激で目を覚まさせる仕組みだ。
同じようなアイデアとして、止めたくなるほどうるさくはない音量で音楽などをかけるのも効果的である。ただし、仕掛けた時間にすぐに目覚めさせる効果はないことも覚えておいたほうがいいだろう。
デジタルプログラムタイマーII
名前だけ聞くと何なのかよくわからないと思うが、要はタイマー付きコンセントである。一度設定すればそのまま動き続けてくれるうえ、スイッチを入れる時間と切る時間を秒単位で登録でき、曜日ごと・毎日使うなどの設定もできる便利なグッズ。
例えば上で紹介したアロマグッズは目覚まし機能がついたものが非常に少ないが、このタイマーと組み合わせれば他のアロマディフューザー(拡散機)で好みのものを使うことができる。
ただし、注意点としてアナログなスイッチを持っている製品以外は使うことができない。例えばパソコンはボタンを押して電源を入れるので、このタイマーを使っても自動起動はできないわけだ。
そんなわけで製品は選ぶがアイデア次第では自分にピッタリの二度寝対策グッズを作れるかもしれないし、他の用途でも結構使えるおすすめのグッズである。
最先端光目覚ましinti
自然な目覚めを促す目覚ましとして、最もお勧めなのがこの『光目覚まし』である。
太古の昔から目覚ましに使われてきたであろう太陽の光と同じ、強い光の刺激による目覚めを促すグッズだ。
もちろん、実際の太陽の光を目覚ましにしてもいいのだが、『夏と冬で太陽が登る時間が大きく異なる』『雨の日に困る』『太陽の光を浴びるためにはカーテンを開けっ放しで寝なくてはいけない』と問題が多い。
きちんと毎日決まった時間に起きたい人は光目覚ましのほうがいいだろう。欠点はやはり価格。ただ、高機能の照明スタンドはどれも結構なお値段になるので、そこら辺は財布と相談して決めて欲しい。
もちろん意思も大切
今回はあえて、無料の目覚ましアプリなどではなく、お金を出して買う二度寝防止グッズを紹介した。
二度寝というものは日常的に起きるもので『二度寝を何とかしたい』という想いもまた日常的なものである。なので、一つの区切りというか決意表明として『これを買ったんだから頑張らなくては』と思えるようになにか買ってみるのもいいだろうと思う。
さて、次は最後のステップということでこれまではあまり触れてなかった夜の睡眠について話をしよう。