朝、10秒でスッキリ目が覚める5つの方法

二度寝というのは当然だが、一度覚醒した後に再び眠ってしまうことで起きる。

ということはつまり、一度覚醒した時にバッチリ目が覚めた状態なら二度寝をする可能性は低いわけだ。

そこで今回は『朝、10秒でスッキリ目が覚める5つの方法』を紹介しよう。

 

1.両手を上にあげて大きく『伸び』をしよう!

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本来、朝起きた時の伸びは睡眠中に萎縮した筋肉を解すために無意識に行うものだが、これを意識的に行うことによって体の覚醒を促すことができる。

実は、休日などに自然に起きた時は無意識に伸びをしている人は多いが、目覚ましを止めた後にわざわざ伸びをしている人は案外少ない。これをするだけで、目の覚め方が違うのでぜひ実践してみよう。

やり方についてだが、背中を反らしてバンザイするだけのものや、腕を絡めて伸びをした後左右に体を傾けるものなど様々あるが、あまり気にせず自分の気にいるやり方で伸びをすればいいだろう。

ただ、できれば息を吸いながら5秒ほど伸ばし、息を吐きながら5秒ほどかけてゆっくりと戻すというやり方をしたほうが効果的である。

2.水を一口飲もう!

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 『夜寝る前に食べ物を食べてはいけない』というのは大抵の人が知っていることだと思うが、これは単に太るからという理由だけでなく、胃腸が栄養を吸収するために活動している時には体が完全に休むことができないので睡眠が浅くなり、十分な時間眠ったつもりでも疲れが残ったりするためだ。

つまり、朝起きるときに水を飲むとこれとは逆に胃腸を働かせることで体を眠りにくくして、二度寝を妨害することができるのである。

 実際にやってみれば水を飲むと同時に眠気がスッとなくなっていくのを感じられるだろう

なお、起きたばかりに冷たい水を飲むのは体に悪いので、できれば夜の間に用意した常温の水を飲むようにしよう。

そして、案外重要な事は水は美味しいものを選ぶということだ。朝起きて一番に不味いものを口にしたいとは誰も思わない。もちろんミネラルウォーターでなくてもお茶や麦茶でも構わないので、常温で美味しく飲める飲み物を枕元か目覚ましの横においておくといいだろう。

3.なんでもいいから声を出してみよう!

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 これは二度寝対策以外にも役に立つ、身につけておいて損のない習慣である

やり方は簡単で朝起きた時に、その日の目標や願望などを口に出して言うだけ。

これは自己暗示の一種で、この手の暗示というものはボーとしている状態、完全に覚醒していない状態のほうがかかりやすいため、朝起きた時に敢えて口に出して願望を言うことで、『この願望を叶えなくては』と無意識に思わせるわけだ。

まあ、実際は一日の目標なんて朝にパッと思いつくものではないので『起きよう』とか『今日はいい日になる』とか適当にポジティブな言葉を口に出すだけでもいい。

もちろん、単純に声を出すということそのものも覚醒を促す行動ではあるため、一石二鳥である。

また『一日の計は朝にあり』ということわざもあるので、その日一日の目標を毎日真剣に考えるというのもひとつの手ではあるだろう。ただしその場合、考え事をするのはベットの上以外にしたほうがいいかもしれない。

4.朝日を浴びよう




 朝の自然な目覚めのためには朝日をしっかり浴びることが大切だ

夜寝る前に少しだけカーテンを開けておき、朝目が覚めたらカーテンをしっかりと開けて全身で朝日を浴びるように習慣づければ、よりスッキリとした目覚めをもたらしてくれるはずだ。

また、決まった時間に朝日が顔に当たるよう、カーテンを開け方を工夫すれば目覚まし代わりにすることも可能である。

ただし、この方法は【雨や曇りの日は朝、スッキリと起きられない】という重大な欠点を含んでいる。

また、朝日が昇る時間は決まっているので、それ以外の時間にスッキリと目を覚ましたい人にも向いていない。

そのような人には前回の記事でも紹介した光目覚ましがおすすめだ。

朝起きるのに重要なことは2500ルクス(ルクスは明るさの単位)以上の明るい光を浴びることなので、光目覚ましなら自分の好きな時間に天候も関係なく光を浴びてスッキリ目覚めることができる

 【3ヶ月使用して満足できなければ全額返金する】とメーカーが保証できるほど効果的な目覚ましなので、ぜひ一度試してみて欲しい。

5.朝のすっきりにはセロトニンが大切



朝日を浴びるとなぜ目が覚めるのか、これにはセロトニンという脳内物質が深く関係している。

セロトニンは朝、強い光を浴びることによって体から分泌される。

そして、分泌されてから14~16時間程度立つと今度はメラトニンという睡眠を促す物質に変化するのだ。

メラトニンがしっかりと分泌されている状態だと、夜の睡眠の質も向上するので少ない睡眠時間でもしっかりと脳を休めることができ、スッキリと目覚めることができるというわけだ。

ただし、このセロトニンという物質はストレスを抑えるためにも使われるため、現代人には不足しがちと言われる物質でもある。

セロトニンの原料となるトリプトファンは肉、魚、卵、チーズ、大豆などに多く含まれるが、これらの食品を大量に食べると太る上、痛風の原因にもなるプリン体も多く含む食べ物なので、場合によってはサプリメントで摂取したほうがいいかもしれない。

まとめ

朝、仮に目覚ましで起きたとすると

 目覚ましを止めた後、水を一口のみゆっくりと伸びをする。一日の目標を口に出したら行動開始。今日も1日頑張るぞー!

とこんなかんじになる。この後カーテンを開けて朝日を浴び、布団を畳むなり片付けるなりすれば完璧である。

 大切なことはこれらを習慣化することだ。慣れは人を堕落させるが習慣は人を律してくれる。

 

そんなわけで今回はバッチリ目が覚める方法を伝授したわけだが、これで目が覚めるとわかれば『まだ寝ていたい』という感情はこれらの行為を拒否するかもしれない。

よって次回は二度寝をしないマインドを身につけるための『朝の時間の楽しい使い方』について紹介しようと思う。

>>>3.朝の時間を楽しく使おう

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